「仮面ライダーオーズ」が面白いです。
平成ライダーはなんか暗いイメージがあって、あまり好きじゃなかったのですが、
今回のやつは明るい雰囲気だし、タラタラと見てたら意外にハマっちゃいました。
話も大詰めに入りまして、そろそろラスボスが気になる頃です。
そこで「オーズ」のラスボスは誰になるのか。ちょっと予想してみましょう。
カザリ
ドクター真木
鴻上会長
アンク
ひなちゃん
オーズ
私としては、考えられるのはこの辺↑でしょうか。
ただ「カザリ」や「ドクター真木」だと普通すぎるので、逆にないかも。
あの怪しい会長がラスボスって可能性も十分にあると思うのですが、
意外と「主人公」が暴走してラスボス化する・・・ってパターンもありかもしれません。
「ひなちゃん」がラスボスだったら意外性ありすぎで面白いかも。
あと「クスクシエ」の店長とか・・・・。
時代劇で 「ラスボス」 と呼ぶにふさわしいのは、やっぱり勝新の秀吉でしょう。
あんなのが出てきたらションペンちびります。
「こ・・・怖え~っ!」
勝新が秀吉を演じたのはNHK大河の 「独眼竜政宗」。
秀吉の上洛命令をずっと無視ぶっこいていた政宗。
政宗が秀吉に謁見して臣従したのは、小田原征伐の真っ最中でして、
もうちょっとでも謁見が遅れていたらアウトでした。
このシーンは大河 「独眼竜政宗」 における最大の見せ場です。
このシーンには有名なエピソードがあります。
伊達政宗を演じていたのはまだ若手俳優の渡辺謙で、
とうぜん本番前に勝新へ挨拶に行ったのですが、勝新に拒否されます。
小田原で初めて政宗が秀吉に会ったのなら、
それをリアルに表現するために本番で初めて会うコトにしよう・・・。
と、勝新が考えたからだそうです。
ですからあの本番のシーンで渡辺謙と勝新は初めて顔を会わせたコトになります。
渡辺謙は勝新に相当にビビってたんじゃないでしょうか。
てゆうか、明らかにビビってます。
それがあの名シーンに繋がっているのは確実。
さらにこのシーンで有名なエピソード。
秀吉(勝新)が政宗(渡辺謙)にいきなり尋ねます。
「いくつになる?」
「24にあいなりまする」
「ははは。おうおう芝居心があるのお」
これは秀吉と政宗の会話の一部ですが、
勝新のセリフはアドリブだったようで、このアドリブに即答したのに対して、
自分の役どころを勉強していた渡辺謙を褒めた・・・・という裏の意味。
この逸話が本当なのかどうかは知りませんけど、実に勝新らしいエピソードですね。
そして勝新こわすぎです。さすがラスボス。
やっぱり大河にはこういう大御所が出ないと面白くありません。
ですがまあ。大御所・・・というより勝新が特別なんでしようなー。