ラジオを聞いてましたら 「鮭は白身魚である」 ってウンチクをやってました。
なるほどー。たしかに赤身魚じゃないわなー。
・・・てゆうか、赤身の魚ってマグロとカツオ以外にあるんでしょうか?
11月11日は 「鮭の日」。
「鮭」 という字は 「魚+圭」 に分けられて、
さらに 「圭」 という字は 「十一・十一」 に分解できるので、
この日を 「鮭の日」 として設定したのだそうです。
今朝TBSの 「朝ズバッ」 でやってました。
ま。記念日なんて強引なモノですよね。
日本人にとって鮭は人気のある魚だと思います。私も好きです。
とある 「回転すし屋さん」 の調査によると、
小学生が好きな寿司ネタ第1位は 「サーモン」 なんだそうです。
我々が 「鮭」 としてよく食べてるのは
実はサーモンじゃなくてサーモントラウト(鱒)だ・・・って話もありますけど、
別に美味しいからいいんじゃないでしょうか。
「芝エビ」 だろうが 「バナナエビ」 だろうが、美味しいと思って食べてたんですから、
それほど目くじら立てなくても・・・それと同じコトです。w
戦国時代に 「鮭」 といえば、何といっても最上義光。
この人が 「いかに鮭が好きか」 って件についてはもはや常識レベル。
あまりにも鮭LOVEなため、現在でも義光は 「鮭様」 という愛称で親しまれてます。
まさに 「鮭缶に鮭様まっしぐら」 って感じ。
義光もなかなかクセのある大名なのですが、
とにかく 「鮭」 さえ贈っておけばOKだったようで、
さらに義光は 「鮭」 をプレゼントしてくれた人に対しては必ず、
非常に丁寧なお礼状を返しています。
「鮭おいしかったです。ほんとにありがとうございました」
「今年の鮭の味は格別ですね。感謝してます」
こんな手紙がかなり残っているみたい。
そして鮭様は秀吉や家康・秀忠なんかにもやたらと 「鮭」 を送ってます。
「鮭をもらって喜ばない人はいない。きっと感激の涙をこぼすだろう」
義光が領土を広げようとした理由も、鮭の漁獲量を上げたかったため・・・と言われます。
おそらくこれは本当でしょう。
年貢を 「米」 の代わりに 「鮭」 で納めてもOKだったって話もあります。
さすがにこれはウソ臭いですけど・・・。w
そういえば昔、タモリ倶楽部で 「魚の皮だけを食べる」 みたいな企画をやってました。
もちろん鮭様も 「鮭の皮」 がいたくお気に入りだったみたい。
この性癖は四男の義忠に受け継がれ、
やがて義忠が仕えた水戸光圀へと伝染した・・・ってのは有名な話ですな。